「足の付け根が痛い、歩くのが辛い、だけど、
掃除に料理に洗濯に、毎日の生活を止める訳にはいかないし。」
「痛いし、辛いし、わずらわしいから早く治したいけど、
手術となったら家族を置いて長い事、家をあけられない。」
同じような症状で悩まれている方の多くが「変形性股関節症」という病気を患われています。
あなたは「変形性股関節症」をご存知ですか?
女性に多いといわれている「変形性股関節症」
中高年女性が抱える股関節の悩みの90%以上が、この「変形性股関節症」が原因と言われています。
毎日の生活の為に、家族の生活の為に、と誤魔化し誤魔化し痛みに耐えて過ごしていく間にも
「少しの距離を動くのがつらい…」
「椅子から立ち上りにくくなってきた…」
「足が痛くてキッチンに立っていられない」
と、少しずつ体の不調を強く感じてきているのではないでしょうか?
変形性股関節症が進行していくと「自身の日常生活すら満足に行えない」といった状態になってしまうこともあるのです。
そんな時、手術は最も手っ取り早く、効果も絶大です。しかし、手術となると…。自身の体やその後の生活、手術で家を空ける間の家族の生活など様々な不安やリスクが浮かんでしまうものです。
「でもこのままではいられないし…。これからどうしよう…。」と悩まれてる方は、ぜひこの先を読み進めてください。
訪問マッサージという、新たな選択肢をひとつ検討してみてはいかがでしょうか?
すぐに始められ、入院〜手術ほど自身や家族の毎日の生活に大きな負担・変化を来さずに、自宅にいながら、症状・痛み・悩みを改善していける新しいアイデアです。
手術ほどの変化はありませんが、確実に好転的な変化を感じて頂けます。
1.変形性股関節症とは?
正常な股関節は、軟骨がクッション材として働いています。しかし、変形性股関節症では、軟骨がすり減ってしまい、骨と骨が擦れるようになってしまいます。
考えるだけで痛そうですよね…。そして、骨と骨が接触するため、次第に変形してしまい、より激しい痛みを伴います。変形性股関節症は、早期の対応がとても重要になります。
変形股関節症は前期→初期→進行期→末期と変形の程度により進行の度合いが変わっていきます。
多くの場合、初期までは筋力強化や可動域訓練、生活指導などのリハビリテーションがほとんどになります。
進行期に入ると、自覚症状が強く出るようになり、ここで初めて病院を受診する場合が多くなります。一般的には、しゃがみこみが困難になったり(可動域制限)、関節の曲げ伸ばし時の痛み、歩行時痛などがみられるようになる時期です。
末期になると軟骨がほとんど消失している状況であり、安静時にも股関節部に痛みを伴うとともに、思うように股関節を動かすことができなくなってしまいます。運動ができる状態ではない場合が多いため、運動療法や完治するまでの時間がかかってしまう保存療法が行われることはほとんどなく、薬物療養と手術療法(人工股関節置換術)が行われることが多くなります。
2.変形性股関節症の原因
変形性股関節症の約8割は先天性の疾患を基として発症します。
特に多いのは、子供の時の病気の後遺症である「発育性股関節形成不全」や「臼蓋形成不全」によって発症するケースで、自覚症状がないまま中年になって発症する場合もあります。これらは男性よりも女性に多く見られる病気であるため、変形性股関節症は女性が多くなるのです。
加えて、変形性股関節症では体の使い方、姿勢が大きく関わってきます。
ここでもホルモンの違いから女性は男性に比べて筋肉の発達が緩やかなため、変形性股関節症へと繋がりやすくなってしまいます。
腹腔・骨盤腔内の循環が低下することで付近に付着している筋肉の筋力・柔軟性の低下と共に筋力も低下していきます。それだけでなく、腹腔・骨盤腔内にある内臓の機能も低下し、全身へと影響を及ぼしていきます。その一端が姿勢や体の使い方の癖なのです。
3.効率良く!痛みに変化を!
変形性股関節症で悩まれている方の多くが、これらを試してみた(もしくは改善に良いと目にした)ことがあるのではないでしょうか?
「でもすでに痛過ぎてそんなこと出来ない…」
「つらいし面倒で続かない…」
「ちょっとやってるけど全然効果がない!」
なんてこと、ありませんか?
そこで一般的に行われているストレッチ・筋力強化に加え、ぜひおすすめしたいセルフケアがあります。下記の体操は、とても簡単な上、行うことで一般的な筋力強化やストレッチの効果もより上がってきますので、ぜひ試してみてください♪
1.寝るだけで骨盤腔内循環アップ!
知らず知らずの内に骨盤周りの循環は低下しており、腸腰筋の柔軟性低下と共に内臓の回復能力も低下していきます。循環を改善させるために、お尻の下にバスタオルを入れて、2分間そのまま寝ていてください。お尻の位置を高くすることで循環が促され、腸腰筋の柔軟性と共に内臓の回復能力も高まりやすくなります。
2.深呼吸
仰向けで鼠径部の内側に手を置き、そのまま深呼吸します。5分間を朝・昼・晩の1日3回行いましょう。寝る前に行うと副交感神経が働き、眠りの質も良くなります。
これにより、手でお腹を温めながら、深呼吸をすることで腸に刺激を与えます。腸に刺激を加えることで足から心臓へ戻る血液を通りやすくし、骨盤腔内の循環を良くすることが目的です。
3.ポイントをおさえて体を温める
冬に活躍するカイロを使います。股関節に痛みのある側の腰骨の出っ張りからコブシ2つ分上の場所にカイロを貼りましょう。貼ったところの奥に腎臓があり、温めることで腎臓への血流増加を促し、腹腔内の循環を促します。
※カイロを使う際の注意点
・就寝時には使わない
・肌に直接当てない(糖尿病をお持ちの方は熱さを感じにくい場合があるので特に注意が必要です)
しかし実際…
「一般的な運動・治療ではなかなか良くならない。」
「時間が作れない。」
「セルフケアでは不安が大きい…」
「そこまで時間を掛けられない!」
ほたる鍼灸マッサージでは、変形性股関節症による痛み・つらさが起こる3つの大きな体の問題があると考えています。
臼蓋形成不全などが起因し変形性股関節症が起こるケースは多いのは事実ですが、股関節の可動域・バランスなどが正常であれば変形性股関節症まではなりにくいのです。
なぜ股関節にこれ程まで負担が掛かってしまったのか?
この3つの問題を改善していく事で、あなたの痛みの改善に大きな違いが生まれてくるのです。
4.変形性股関節症を起こす最も重要な体の問題
1.左右バランスの崩れ
変形性股関節症の方の場合、加齢とともに気付かぬ内に、左右のバランスが崩れているケースが多いです。簡単に言ってしまえば、体の使い方の癖なのですが、体の使い方の癖の中でも、この左右バランスの改善こそが変形性股関節症による痛みの改善の大きなポイントとなってきます。
股関節に痛みが出る前までは、現在痛みが出ている患側に無意識の内に体重が多く掛かっていたケースです。
※このページをご覧頂いている方の場合、股関節に痛みが生じているでしょうから、現在の立位姿勢、歩行パターンは極力痛みが出ないような逃避行動になっています。
2.内蔵下垂
変形性股関節症を起こしている側の腸が下垂しているケースです。腸が下垂すると、体の中でそれを支えようと勝手に筋肉が緊張します。その結果、患側の股関節の関節可動域が悪くなり、その状態で体を使い続けることで、徐々に変形性股関節症を進行させていってしまうのです。
3.足首の可動域の低下
股関節に負担が大きく掛かる原因として、足首の関節可動域の低下が少なくありません。
普段、誰しも無意識で歩いていますが、歩行時には、股関節・足首が体のバランスをとり続けてくれています。足首が固くなってしまうと、どこかでバランスを余計にとらなければなりません。変形性股関節症の方の場合、足首でバランスをとっていた分を股関節にさらに上乗せしてバランスをとろうとしてしまうのです。
複合して起きているこれらの問題を改善していかないことには、筋力強化や姿勢などを改善しようとしてもなかなか良きません。
股関節周辺の筋力強化やストレッチや運動療法だけではなく、体全体・体の内部・体の隅で起きている変化にまで目を向け、改善していく事で、あなたの痛みはグッと変わってきます。
どうしよう…と1人で悩まずに、わたしに力にならせてもらえませんか?そしてご一緒に、生活の悩み・わずらわしさからの解放されましょう
5.ほたる鍼灸マッサージでは
1)原因を判断する
変形性股関節症でも股関節だけに目を置かず、
・どこの筋肉が弱くなっているか?
・姿勢はどうなっているのか?
・どこの筋肉の柔軟性が低下しているか?
・動きの少ない関節はどこか?
・鍼灸を行った方が痛みの緩和は早いか?
など体全体のバランスを見て、変形性股関節症の原因を見定め、施術を行います。
加えて、手術の影響、その他の病気との関係性、日常生活動作など訪問マッサージが対象の方の場合、複合した問題があります。ご本人の既往歴をお伺いした後、全身状態をしっかりと把握し、股関節症の原因を探ります。
2)身体の説明
当院の施術に対する考え方は「変形性股関節症の原因となっている基を改善していく」です。その為、1回毎にどのくらい痛みが緩和したか?に関しては、あまり重要視していません。1回毎ではなく、1か月後、2か月後、3か月後に施術前の痛みがどの程度か?を重要視しています。
それをご理解して頂くため、ご本人・ご家族にはしっかりと説明をさせて頂いています。
3)訪問マッサージ
当院では、変形性股関節症の悩みの改善を目的とした方には、週に2~3回訪問マッサージを行います。その時だけの気持ち良さではなく、最終的には「痛みがなく、快適に日常生活が送れること」を目標に訪問しております。
6.まとめ
ここまで読み進めて頂きありがとうございました。
ひとえに変形性股関節症と言っても、お一人お一人、症状や悩み、日常や生活している環境は全く違うものです。
あなたやあなたのご家族、それぞれの生活を最大限考慮しつつ、あなたの痛みを改善していく答えに辿り着いて頂けたらと願います。
少しでも変形性股関節症で悩まれている、あなたやあなたのご家族のお役に立つものとなれば幸いです。
痛みにわずわされない、気持ちの良い日常を!
「あなたらしさ」を取り戻し、介護・老後社会から日本を元気に|品川区・港区・大田区・目黒区・渋谷区で活躍している訪問マッサージ・訪問鍼灸の【ほたる鍼灸マッサージ】