多くの方が悩まれている腰痛ですが、実は腰痛の8割以上は病院ではっきりした原因が特定できません。姿勢が悪かったり、長時間同じ姿勢でいたり、体を緊張させたりする、そんな何気ない日常動作が腰痛の引き金になっています。腰は上半身を支え、バランスを保つのにとても重要な部位のため、自然と負担もかかりやすくなっています。昔からずっと腰痛だからしょうがない…と我慢せず、改善していきましょう!

 

■このページは以下の方におすすめ■

・高齢者で慢性腰痛に悩まされている方

・腰痛が辛く、外出が困難な方

・病院に行っても腰痛があまり改善されない方

・手術を受けたのに未だに腰痛に悩まされている方

・腰痛で悩んでいる方のご家族

 

訪問マッサージで私達が高齢者の方々の身体を多く診てきている結果、腰痛の原因の8割は3つに分類できます。腰痛に対するセルフケアも記載しているため、ぜひご一読ください。

 

目次

1. 腰痛のタイプ

2. 腰痛での病院・接骨院の基本的治療

3. 腰痛が発生するのはどういう状態?

4. 高齢者の慢性腰痛の原因とは?

1】 腹筋の脆弱化

2】 腸腰筋の柔軟性低下

3】 股関節の可動域の狭小

5. 誰でもできる腰痛セルフケア

1】 骨盤腔内循環アップ

2】 腹筋強化

3】 体幹回旋

6. ほたる鍼灸マッサージの施術

7. まとめ

腰痛のタイプ 腰椎MRI

 

腰痛には大きく分けて2種類。急性腰痛と慢性腰痛があります。

・急性腰痛

急性腰痛とは、体を捻ったり、物を持ち上げようとした時に起こる「ぎっくり腰」のことを主に指します。レントゲンやMRIで異常は認められず、急激に起こる腰痛のことを言います。

 

・慢性腰痛

慢性腰痛とは腰の痛みが3か月以上続いている状態のことを言います。腰の痛みが良くなったり、悪くなったりすることを繰り返す場合も慢性腰痛に含まれます。腰痛があり、訪問マッサージをご利用されている方の大多数がこの慢性腰痛に属します。

(慢性腰痛に繋がる疾患として腰部脊柱管狭窄症、腰部椎間板ヘルニア・腰椎変性すべり症・腰椎分離症・分離すべり症・側弯症・変形性脊椎症・骨粗しょう症・後縦靭帯骨化症・黄色靱帯骨化症などがあります。)

 

・その他の腰痛

また、病気が原因で腰痛を発症する場合もあります。

訪問マッサージではご高齢者が多いのでしっかりとした判別が必要になります。ご高齢者の方に多い病気として、尿路結石や膀胱炎、腎盂腎炎、胃・十二指腸潰瘍、胆石、胆嚢炎、膵炎、腹部大動脈瘤などが挙げられます。症状は腰痛だけではないことがほとんどです。病気が原因の場合、病院での受診が必要となります。

 

 

腰痛での病院・接骨院の基本的治療 湿布

 

・湿布、痛み止めの処方

・ブロック注射

・腰のマッサージ

・電気や超音波を患部に当てる

・ストレッチ

などが挙げられます。このページをご覧頂いている方は上記のどれかを受けたことがあるかと思います。上記で改善されないようでしたら、原因は腰そのものではなく別にあります。是非ここから先を読み進めてください。

 

 

腰痛が発生するのはどういう状態?

 

反り腰や腰椎が丸まっている、腰椎が捻れている、腰の骨の間にある椎間板の状態が良くない、骨と骨の間の隙間が狭くなっている、圧迫骨折、椎間板ヘルニアの手術をした、腰部脊柱管狭窄症と診断されたなど、腰の骨がどういう状態か?というのは人それぞれ違います。しかし、腰痛を発症する方々に共通する点は「腰の筋肉が常に緊張状態にある」ということです。筋肉は休む時間がないと疲弊し、痛みを発するようになります。

 

「別に力を入れているつもりはない」というのがご本人の自覚です。しかし、触らせて頂くと、例外なく腰の筋肉は緊張しています。

では、なぜ力を入れているつもりもないのに腰の筋肉がずっと使われてしまうのか?

ここに本当の原因があります。

 

 

高齢者の慢性腰痛の原因とは?

 

高齢者の腰痛の原因は大きく分けて3つあります。

 

1】 腹筋の脆弱化

高齢者の姿勢

 

私生活では体の前で作業をすることがほとんどなのでどうしても前傾姿勢になりやすく、加齢に伴い腹筋も弱くなることで背中が丸まってしまいます。いわゆる「猫背」の姿勢になると、腹筋が働きづらい姿勢となり、上半身を支えるのに腰の筋肉だけで支える状態になってしまいます。そして腰部への負担が大きいものとなり、腰痛の原因に繋がります。

日頃から姿勢を良くするように気をつけよう!と思いますが、ご高齢者の場合、腹筋がすでに伸び縮みしづらい状況下にあるため、姿勢を良くしようにも腹筋がうまく伸びず、思うように姿勢を正せません。

 

2】 腸腰筋の柔軟性低下

 

腸腰筋はこのように腰骨から足の付け根まで伸びている筋肉です。(画像)

腸腰筋

 

足を上げる時、実は足の筋肉ではなく、この腸腰筋が非常に重要な働きをしています。高齢者の場合、腸腰筋の柔軟性が低下していることにより、腰痛が発症しているケースが多いです。筋肉は動かし、使ってあげないと、どんどん硬くなってしまいます。腸腰筋の柔軟性が低下して腰痛が起こっている場合、股関節が後ろに引きづらい、ベッドで仰向けに寝ると膝が浮いている状態になります。

 

3】 股関節の関節可動域の狭小

股関節

 

股関節は体のバランスをとるのに非常に重要な関節です。股関節の動きが悪くなることで体のバランスがとり辛くなり、どうにかバランスを保とうとして、腰の筋肉が働き過ぎてしまい、腰への負担が大きくなってしまいます。その結果、腰痛が発症します。股関節にはクッションの役割もあるため、特に歩行時の腰痛の原因になっていることが多いです。

また、股関節が原因で腰痛が発症している方の場合、あぐらが出来ない、もしくは内股になれない方が多いです。これは股関節の回旋する(捻る)動きが制限されていることを示しています。バランスと言っても、2次元でなく、3次元で動いていますから、足を曲げる・伸ばす、足を開く・閉じる、足のがに股・内股、それらが複合的に働いています。

 

このように上記の1〜3の原因はどれも加齢に伴い、動かないことが多くなる、大きく体を動かす機会が減少することで起こります。その結果、バランスが崩れ、悪い姿勢をとり続けてしまいます。そして上半身の重さをうまく支えられず、腰椎や椎間板、関節、筋肉などへの負担が増え腰痛が起こるようになるのです。

 

 

5. 誰でもできる腰痛セルフケア

 

長年をかけて腰が痛む体になっているため、1回だけやれば一気に腰痛が改善する!ということはありません。毎日行い、少しずつ緩和をしていきましょう。誰でも簡単にできるように考案していますので、是非行ってみてください。実際に弊社をご利用中の方々に、日頃のケアとして行って頂き、効果の高いものをお伝えさせて頂きます。

 

1】 骨盤腔内循環アップ

知らず知らずの内に高齢者の方の骨盤周りの循環は低下しており、そのため回復能力が低下した結果、腰痛が起こっています。循環を改善させるために、お尻の下にバスタオルを入れて、2分間そのまま寝ていてください。お尻の位置を高くすることで循環が促され、回復能力が高まりやすくなります。

    セルフケア     セルフケア

 

 

2】 腹筋強化

体を支えるのに1番大切なのは腹筋です。高齢者の方でもできる腹筋をご紹介いたします。1度に10回続けて行えるように頑張りましょう。弊社を利用している90歳の方も行っています。

⑴仰向けで寝る

セルフケア、仰向け

 

⑵両足を伸ばしたまま、足を60度まで上げる

セルフケア、腹筋

 

⑶両足を伸ばしたまま、ゆっくり下す

セルフケア、仰向け

⑷ ⑵、⑶を繰り返し10回行う

※なるべく膝を伸ばしたまま上げ下げを行ってください。

 

 

3】 体幹回旋

仰向けで膝を立て、そのまま左右に膝を倒します。これにより日常生活であまり行わない体を捻る動きを補い、それと同時に、体幹・股関節周りの筋肉のストレッチにも繋がります。

セルフケア、体幹回旋     セルフケア、体幹回旋

 

※呼吸器系の疾患を患っている方の場合は、1】〜3】まで行った後に、そのまま仰向けで深呼吸を10回行ってください。

 

以上の3点です。上記は順番も大切なので①〜③の順に行ってください。①で腰痛が起こる場合は時間を短くする、もしくはタオルの高さを低くし、痛みが出ないように行ってください。上記を朝・晩の2セット行い、1週間続けて頂ければ、今よりも腰痛は軽くなっています。

これでも腰痛が改善されなければ、私たちほたる鍼灸マッサージにぜひご連絡ください。

 

 

6. ほたる鍼灸マッサージの施術

 

私たちの訪問マッサージ・訪問鍼灸では

 

1】 原因を判断する

原因を判断

 

腰痛でも腰だけに目を置かず、全体の治療を行なっていくことでバランスが整い、腰の筋肉が緊張しないで済む状態を作り、腰痛が緩和されていくことを目指します。

 

・どこの筋肉が弱くなっているか?

・どこの筋肉の柔軟性が低下しているか?

・動きの少ない関節はどこか?

・鍼灸を行った方が痛みの緩和は早いか?

 

など体全体のバランスを見て、腰痛の原因となっている部位を見定め、施術を行います。

加えて他にも、手術の影響、病気との関係性、日常生活動作など訪問マッサージが対象の方の場合、複合した問題があります。ご本人の既往歴をお伺いした後、全身状態をしっかりと把握し、腰痛の原因を探ります。

 

2】 身体の説明

身体の説明

 

当院の腰痛に対する考え方は、「腰の筋肉が緊張しないで済む状態を作る」です。そのため、1か月後、2か月後、3か月後に施術を行う前の腰痛がどの程度か?を重要視しています。

それをご理解して頂くため、ご本人、ご家族にはしっかりと説明をさせて頂いています。

 

3】 訪問マッサージ

訪問マッサージ

 

当院では、腰痛の改善を目的とした方には、週に2~3回訪問マッサージを行います。その時だけの気持ち良さではなく、最終的には「腰痛がなく、快適に日常生活が送れること」を目標に訪問させて頂きます。

 

 

7. まとめ

ここまで読み進めて頂きありがとうございました。

少しでも腰痛で悩まれているあなたやあなたのご家族のお役に立つものとなれば幸いです。

「たかが腰痛」「これくらいの痛みなら我慢できる」と仰る高齢者の方が多いですが、腰痛は改善します。

痛みに煩わされない、気持ちの良い日常をご一緒に作っていけたら嬉しいです。

 

 

 

「あなたらしさ」を取り戻し、介護・老後社会から日本を元気にする

品川区・港区・大田区・目黒区・渋谷区で活躍している

訪問マッサージ・訪問鍼灸の【ほたる鍼灸マッサージ】